もともと作家志望のはずだった自分が...

RADIO365に来た当初の目的は、自分の作品を表現したい場所が欲しかったからでした。 ブログなどで作品の公開はしていましたが、なかなか多くの人目につくことがなく、私自身も好きな時に好きな分量を書くという、適当なスタイルでいました。

一つの長編を書き終えたところで、"もっと多くの方に読んでもらいたい、私の表現を知ってもらいたい"と感じ、やっと作家活動へ本腰をいれることになりました。
ただし自作を書籍として発表することにこだわりはなかったので、作品を知ってもらえるならどんな方法でも構わないと思っていました。そこで、自作を朗読してみたらどうかと思いつき、出会ったのがRADIO365でした。

感謝の連続だったラジオドラマ

2008年6月からRadio365に入り、「Imaging Radio」を開局し、番組内でBeBe's worldというコーナーをつくり、そこで念願の朗読する場所を設けました。 1年間、「12month」という12ヶ月それぞれの月にちなんだ物語を書き続けました。その中の作品「August」が、2009年のイベント「RADIO365秋の文化発表会」のラジオドラマの原作として使用していただくことになりました。

あの時何の気なしに書いた作品が、1年後に多くの方々に関わっていただけるようになるなんて信じられませんでしたし、プロでもない自分をとりあげてもらい、なんか悪いし気恥ずかしいなぁ...と思っていました（笑）
でも今振り返ると、イベントに参加できて本当に良かったですし、とても感謝しています。おかげで、"自分の作品で人の感性を動かせたんだ"という自信もうまれました。

自分のあるべき場所、辿り着きたい場所

作家から始まり、ラジオや朗読活動を行い、自分の好きなことをやりきった感で気が済んだ今、ようやく今までの自分にひと区切りつけることにしました。

RADIO365を卒業したことは、自分の現実に向き合うチャンスであると共に、これまで培った経験を、今度は社会の為に活かす番だと思っています。

2010年4月からは、自分のあるべき場所＝心理カウンセラーとして活躍し、最後に自分が辿り着きたい場所＝作家として、これからも精一杯自分なりに進んでいきたいと思います。
これまで番組を聴いてくださった皆さん、ありがとうございました！そしてこれから番組を開局したいと思っている皆さん、ぜひRADIO365の門を叩いてみてください。きっと自分にとって学ぶべきものや見るべきものがあるのではないかと、私は思います。

（2009.12.30 取材・構成：DJ-ZION）

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